桃生かのこ、タロットと戯れ

占いではないオラクルメッセージとタロット探求&クリエイティブもろもろ

《満月●ワンオラクル18-07/28》占いではないタロット

とつぜん出戻ってくる 桃生かのこです。どうも。

 

《2018 7月28日》みずがめ座の満月・月食

10.魔術師(マジシャン)/Magician(逆位置)

キーワード:進むことの停滞。やる気が出ないこともある。突破の「カギ」が定まらない。果報は寝て待て。

 

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早朝に満月。

さらに、沈む月が月食(だった)。
つまり東側・太平洋側では見られず、西側・日本海側では見られたかも、ということです。

 

折しも台風接近で空模様が荒れ狂っておりますゆえ、月食がしっかり観察できた方はそうそうおられなかったかもしれません。

 

で。

「みずがめ座」の満月、のワンオラクル。

 

星読み世界の方々によると、今年に入ってから宇宙の星々の動きがとっても激しくなっているのこと。(おおざっぱ)
当然、宇宙を構成する星のひとつ「地球」も影響を受けて、イロイロなことが立て続いて起こっているようにも思われます。

 

そこに暮らす「人」という生物もまた、大小の影響を多く受けているはず。

わたくしも(特にここ7・8年)苦難を強いられたり、苦しんだ部分がたくさんあります。

 

ですが、立春を抜けたあたりから、何か「突破」するような予感やイメージに包まれることも増えてきました。

 

実際には、あからさまな変化は自分的に足りておらず、
むしろ、『ぜんぜん変わってないやないかい!』と声を荒げたくなることも多い。

なのに不思議と、わたしの内側では静けさが育まれてる実感も、無意識レベルであります。

 

そんな流れの中で、7月28日。

《満月ワンオラクル》として出てきた
「魔術師」。の、逆位置

(苦笑)

 

これをどう受けとめていくか。

 

昨今、「荒くれ(ぎみな)時流」をどうにか突破したいと願ってやまない人も多くおられるのではないかと察しているのですが、

 

この【「魔術師」逆位置】ったら、

「いやまだ“種明かし”はお披露目しませんぜ〜。まだ問題は山積みですぞ〜」

と、いぢわるなセリフを投げつけてきてるようにも思えたり。

 

ここで少し話は飛ぶのですが、

実は7月中に出てきた週刊の1カードのほとんどが「逆位置」なのです。

(7月中すっかりブログ公開してませんでしたが、カードは引いてました)

 

で、今月の最終週、締め的にやってきた《満月》にして
まるでトドメの「逆位置」。


あぁぁ〜〜!嵐の最中にそんなの酷いわ!

(しかも災害系の不安・危機警戒なども煽られているところに)

と、気持ち荒ぶりそうになりつつも

 

ここまでダメ押しが続くと、

「どーーにでもなれぃいー!!」

みたいな気分にもなりませんか?
(わたしだけ?)

 

 

そんなやけっぱちになりそうな次の瞬間

「果報は寝て待て」

とのメッセージが届きました。

 

10秒くらいで脳裏にイメージが連なり出てきたのです。

 

こんな↓↓感じ。

 

「魔術師」「逆位置」

→最近「逆位置」ばかり!

→「次ステージに進むためのアイディアや突破するヒントはないのか」

→「魔術師が出ていても、ヒントや知恵も出てこないのか」

(逆位置だから……ねぇ)

→「しょうがない。座禅でも組んで瞑想でもするか……」

→「座禅」……「瞑想」……「坊主」……

→「一休さん」……「とんち」……

→「降りてくるまで待つ」

→「そういえば。魔術師の逆位置って『停滞』の意味もあったな」

→しょうがないね。アイディアが降りてくるまで「果報は寝てまとう」

 

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ちょっと“一人茶番劇”みたいになりましたが、こんな連想がわたしの頭の中で起きました。

ここで締めるのは最悪なので、それらしい解説(?)を入れておきましょう。

 

少し文頭の「星読み・月読み」系の話にもどります。

 

今年入ったあたりから動きの激しい宇宙の星々……。

(火星さんは31日に地球に大接近ですよー。さいきん南東の空で赤み帯びた光がキレイに見れますね☆)

 

この事象を「(大きな)変容が起き始めている」とか、
今までのプロセスが清算され本質的なつながりが戻る」
みたいな読み解きをされている星読み周辺の方々を多く拝見しました。

 

(ワタクシ占星学はほとんど分かりませんけれど、数ある中で信頼できそうな星読み・月読みさん情報はチェックしています。タロット読みにも参考になることいっぱい♪)

 

 それで、ひとつ気づいたことがありまして。

 

いろんなことが起きつつある・起きてる時って、
「混乱」とか「恐れ」「不安」なども同時に起きがちですよね。
 

そういうことありませんか?

 

わたしは、過去ふりかえると、そういうことが多かったです。

渦中では気づきにくいのですが、後になってみれば……ということが多い。

 

たとえば、
自分にとっては良き変化が訪れつつあるのに、
「混乱」や「恐れ」「不安」がモソモソ表に出てきてしまう、など。

まるで「変化」を邪魔しているようにも観えるし、自ら避けている風にも思えてきます。

 

しかし、あとで振り返ると、ちゃんと「変容/変化」が起こってことも多い
自分が意図した方向とは違ってても、なんらかの「変化」が起こっている

……いったい、あの「不安」とか「混乱」したような気持ちはなんだったんだ!?

 なんて、安堵しながら呆れてみたり。


今回の「魔術師 逆位置」を、この流れに照らしてみると、

“やがてやってくる良き機会に乗っかるためのイイ感じのヒント(魔術)が得られそうなのに、まだ引っぱられててチャンスがやってこないor逃している……”


“良き流れが来てるのに、なんだか変わっていくことの不安とか感じちゃう。恐いな〜このまま留まろうかな〜”(けど変化は進んでる)

 のような。

 

「魔術師」が「逆位置」で出て
「新たなステージにスムースにいけない感じ」を受けとったとき
(カードが出てきて「あらら」と思ったとき)

こんなプロセスを、ふと思い出したのです。

 

ヒントやアイディアが出て来ないときは、もうしょうがないよね、ていう……。

 

停滞してたり、混乱が大きくなったり、
周辺環境の動きがブルンブルン〜!って激しい時には、
自らが動いても成果が出にくかったり、意図しない方向に行ったりするなど間々ある。

 

「冷静に客観的にコトを進める」
なんて、口では出来そうなこと言っても、
その実なかなかキレイにできないかったことの方が多い(でしょう?)。

 

だったら焦ってもしょうがない。

近い将来のことは(だいたい)分かっている。(潜在的に・本当は)

ならば、激しい動きや混乱が起きてる間は、
日ごろ駆使してきた心身を休めてあげようじゃないか!

(もちろん、動ける策や余力があれば動くが良し!)
 


「果報は寝て待て」という言葉もある。

『動かないこと』も、「動いてる」選択のうちのひとつ。

 

混乱や不都合に着目しすぎたり、
不安にかられつづけてると、良き機会を掴み損ねたりするものだ。

 

お疲れモードならなおさら、
心身をゆる〜っとやすめてエネルギーチャージしよう☆

 

 

そんなこんなで。

このたび7月28日の「満月ワンオラクル」メッセージは

【果報は寝て待て】

チャンスや良質のアイディアは、来る時には来る。

来た時にこそ、掴め。

 

という「アイディア」がメインになって出てきました。

 

皆さまのこれからが、望む道へつながりますように。
よりよい変化変容へつながりますように。

 

 

【 後 記 】

 

すっかりお休みがちなワンオラクルシリーズどころかブログ自体が休眠状態になっていました。

 

イロイロ施策や思索が重なっていたのです。

毎週カードを1枚引く作業はやっておりましたが、
お届けするという大切なワークをしてませんでした(汗)。

 

そんな中、突如本日「満月ワンオラクル」として記事をアップしたのには、

ちょとした理由があります。

 

それについては、お知らせも兼ねて、
次のポストでお伝えしますーー。 

 

長いものをお読みいただきありがとうございます☆

 

桃生かのこ 拝